車の査定をしている光景はなかなか見ることがないと思います。
車の試乗をしに行くと、試乗の間に査定をしてくれることが多いので、実際に見ることはないのです。

 

一度自分の車を出張査定してもらったことがあります。
この際、査定担当者は車の色々な部分を開けて中を見ていたのですが、一番印象に残っていたのが車の空ふかしです。
エンジンの調子を見ていたのでしょうが、すごい勢いでアクセルを踏み込んでいました。
実際自分であんなにフルスロットルにしたような経験がないため、びっくりしたことを今でも覚えています。
後で聞いてみたところ、エンジンの調子を見るためにはあのようにアクセルをいっぱいに踏んだ時のエンジンのふき上りと、離したときのエンジン回転数の落ち方を見るのが一番よくわかるとのことでした。

 

もちろん、その際室内のチェックもしていましたし、ボンネットを開けてエンジンルームも見ていました。
エンジンルームは、事故車を見破るのに一番の方法と言われていますから、査定担当者も結構念入りに見るようです。
事故車の多くは、塗装をしっかりとやり直しているのですが、エンジンルーム内部の鉄板までは補修できませんから、歪みがあるとこの部分に集中してくるようです。

 

ちなみに私の車は、一度駐車中に居眠り運転の車が突っ込んできて小石を嫌というほどぶつけられた経歴があります。
この際、パネルを一枚取り替えているのですが、これは事故車扱いになるんだと言われました。
このことは初めて知りました。
しかし、自分が見ても違いが全然分からないのに査定担当者の人は一発で見抜きました。
これも後で聞いてみたところ、塗装の艶や反射などが微妙に違うし不自然だからわかるんだと言われました。

 

さすがプロだなと感心した次第です。